ネットスラング「ンゴ」とは?流行語からネット文化まで徹底解説!「ンゴ」の起源と多面的な意味
プロ野球の悲劇から生まれたネットスラング「ンゴ」!当初は失敗を笑う言葉だったが、若者の間で可愛らしい語尾としても定着。SNSやテレビでも話題となり、今や幅広い意味を持つ。使用には注意が必要だが、ネット文化が生み出したユニークな言葉遊び。
💡 「ンゴ」は、プロ野球の実況掲示板「なんJ」発祥のネットスラングです。
💡 当初は失態を嘲笑する意味で使われていましたが、現在は自虐や語感を楽しむ目的でも使用されます。
💡 2017年にはJC・JK流行語大賞コトバ部門で5位を獲得するなど、若者を中心に広まりました。
それでは、Chapter-1では「ンゴ」の誕生秘話から、その意味合いの変化について詳しく見ていきましょう。
プロ野球から生まれたネットスラング
楽天グスマン「ンゴ」誕生のきっかけは?
2008年開幕戦の逆転サヨナラ負け。
「ンゴ」はプロ野球ファンの間で生まれたスラングであり、今や多くの人に使われる言葉となりました。

✅ 「ンゴ」は、2ちゃんねるの野球実況板発祥のネットスラングで、当初は失態を嘲笑する意味で使われていた。
✅ 使用範囲が広がり、自虐や語感を楽しむために使われるようになり、2017年には「JC・JK流行語大賞」のコトバ部門で5位を獲得した。
✅ 現在では、特定の意味を持たず、TwitterなどのSNSや口語でも頻繁に使用されるようになっている。
さらに読む ⇒働く女性に贈る人生のガイド「マイナビウーマン」出典/画像元: https://woman.mynavi.jp/article/201203-7/view/2/なるほど、「ンゴ」はプロ野球の試合での出来事がきっかけで誕生したんですね。
野球ファンにとっては、非常に印象的な出来事だったのでしょう。
2008年のプロ野球開幕戦、楽天イーグルスのドミンゴ・グスマン投手が抑えとして登板した際、逆転サヨナラ負けを喫した出来事が、ネットスラング「ンゴ」の誕生に繋がりました。
これは野球の実況掲示板「なんJ」で、ドミンゴ投手の失態を揶揄する言葉として使われ始めたことが起源です。
え、そんな始まりがあったんですね!野球の実況掲示板がスラングを生むなんて、面白いですね。その後の広がり方も興味深いです!
「ンゴ」の多面的な意味
「ンゴ」って何?若者が使う意外な意味とは?
可愛い語尾や多様な感情を表すネットスラング。
「ンゴ」は、自虐や親しみを込めた表現として、幅広い場面で使われるようになっているんですね。
公開日:2019/02/22

✅ 「ンゴ」は、失態を自嘲したり、相手を嘲笑する際に使われるネットスラングで、プロ野球実況掲示板「なんJ」が発祥。
✅ 2008年にプロ野球選手ドミンゴの失態をきっかけに「ンゴ」が広まり、その後若者言葉としても流行し、2017年には『JC・JK流行語大賞』の『コトバ部門』で5位にランクイン。
✅ 現在は自虐や嘲笑だけでなく、幅広い場面で使われるが、主に大学生が使用しており、一部の高校生からは「ゴリラしか使わない」という認識もある。
さらに読む ⇒『』ヌーマンコダワリ女子のための異次元空間マガジン出典/画像元: https://numan.tokyo/words/JG4Mv/「ンゴ」は、当初とは異なる意味合いでも使われるようになり、多様な表現が可能になったのですね。
文脈によって意味が変わる点も面白いですね。
「ンゴ」は、当初は失敗を嘲笑う、自虐的に用いるネットスラングとして広まりました。
例として、「財布を忘れたンゴ」などがあります。
しかし、JC・JK流行語大賞2017で5位を獲得するなど、若者の間では意味を持たない語尾として、可愛らしさや親しみを表現する言葉としても定着しました。
例文として「友達と遊びに行くンゴ」などがあります。
「ンゴ」は、謝罪、驚き、軽い注意など、幅広い場面で活用され、文脈によって多様な意味合いを持ちます。
流行語大賞にも選ばれるとは、すごいですね。言葉の意味が広がっていく様子は、まるで文化の変遷を見ているようです。
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「ンゴ」流行の裏側!ネットスラングの魅力と注意点。大学生の間で広まった言葉の起源、使い方、そしてTPO。誤用すると恥ずかしい?