Mind Niche Logo Menu opener

「キャパい」って何?Z世代の流行語から見えるものとは?「キャパい」の語源とSNSでの多用例

2025年最新「若者言葉」ランキング発表!1位は共感呼ぶ「キャパい」!許容量オーバーを表す言葉で、感情をストレートに表現。ギャル発祥でSNSで大流行!「メロい」「風呂キャン」など、注目の言葉たちをチェック!

「キャパい」って何?Z世代の流行語から見えるものとは?「キャパい」の語源とSNSでの多用例

📘 この記事で分かる事!

💡 「キャパい」は、精神的な許容範囲や限界を表す言葉で、ギャル雑誌『egg』の元専属モデルが発案、2021年の流行語大賞で1位を獲得。

💡 「キャパい」は、ネガティブな感情だけでなく、喜びや興奮といったポジティブな感情を表す際にも用いられ、多用途な言葉としてZ世代に浸透。

💡 「キャパい」は、英語のcapacity(キャパシティ)から派生した和製英語の「キャパシティオーバー」の略で、SNSでも多用されている。

本日は、Z世代を中心に広まっている「キャパい」という言葉について、その背景や多様な使われ方、そして現代社会における意味合いを探っていきましょう。

若者言葉の台頭と「キャパい」の誕生

若者言葉ランキング1位は?

キャパい(許容範囲)

Z世代の間で流行した言葉の背景には、SNSでのコミュニケーションや、仲間内での共感を求める意識の高まりがあるのかもしれませんね。

ゆうちゃみ率いるが【年流行語大賞】を発表、位「」、位「ギャル超かわいい」気になる位は?
ゆうちゃみ率いるが【年流行語大賞】を発表、位「」、位「ギャル超かわいい」気になる位は?

✅ eggが発表した『egg流行語大賞2022』は、平成ギャルブームの影響を受け、平成のトレンドワードや奇抜なフレーズがランクインした。

✅ 1位は未記載だが、2位は邦楽HIPHOPアーティストの楽曲フレーズ「ギャル 超かわいい」、3位は2日間入浴していない状況を表す「day2」などとなっている。

✅ Z世代の間で流行した言葉には、「ぽに」や「まとまってる?」などの挨拶や状況確認に使うものや、「イェッサー」のように場の空気を和ませるものがある。

さらに読む ⇒エンタメラッシュ|芸能・エンタメ情報をいち早くキャッチ!エンタメ専門プレスリリース情報サイト出典/画像元: https://entamerush.jp/437068/

eggの流行語大賞から、若者言葉の移り変わりが見て取れますね。

「キャパい」が1位ということは、現代の若者にとって非常に身近な感情を表す言葉なのでしょう。

2025年2月5日に株式会社CMサイトのランキングサイト「ランキングー!」が実施したアンケート調査の結果、面白い「若者言葉」ランキングTOP5が発表されました。

1位は「キャパい」、2位は「メロい」、3位は「風呂キャン」、4位は「蛙化現象」、5位は「◯◯界隈」という結果になりました。

「キャパい」は、精神的な許容範囲や限界を表す言葉で、ギャル雑誌『egg』の元専属モデルであるゆうちゃみさんが発案しました

2021年の『egg』流行語大賞で1位を獲得し、その後SNSを中心に急速に広まりました。

なるほど!「キャパい」って、そんな風に生まれた言葉なんですね。まるで暗号みたいで面白い!

「キャパい」の多面性と表現力

「キャパい」ってどんな言葉?ギャルの間でどう使われる?

限界超え&共感を求める言葉!ギャルが多用。

ゆうちゃみさんのように、SNSでの発信を通じて、自身の言葉を発信する影響力は大きいですね。

「キャパい」という言葉が、彼女の個性と結びついているように感じます。

ゆうちゃみ「意味分からんくらい痛かった…キャパい」腸炎復帰後、初の公の場:中日スポーツ・東京中日スポーツ
ゆうちゃみ「意味分からんくらい痛かった…キャパい」腸炎復帰後、初の公の場:中日スポーツ・東京中日スポーツ

✅ 腸炎で入院していたモデル・タレントのゆうちゃみが、ネイルオブザイヤー2023授賞式で公の場に復帰し、復活をアピールした。

✅ 「キャパオーバーするくらい痛かった」と腸炎の症状をギャル語で表現し、倖田來未からも「ギャルが引っ張ってく時代」と応援された。

✅ ゆうちゃみは、自身のX(旧ツイッター)で仕事復帰を報告しており、今月11日に腸炎を患っていたことを発表していた。

さらに読む ⇒中日新聞出典/画像元: https://www.chunichi.co.jp/article/809795

「キャパい」という言葉は、単なる流行語を超えて、感情表現の幅を広げる役割を果たしているように思います。

共感を呼ぶ力も、その魅力の一つでしょう。

「キャパい」という言葉は、単に限界を超えた状態を表すだけでなく、周りに共感を求めるニュアンスも含まれています

語源は、ゆうちゃみさんが友人の口癖「キャパオーバー」を簡略化したことにあります。

当初はひらがなでの使用が推奨されていましたが、現在はカタカナの「キャパい」が主流です。

例文としては「宿題終わらなくてキャパい」などがあり、類語には「キャパオーバー」「ヤバい」「テンパる」などがあります。

この言葉は、ネガティブな感情だけでなく、喜びや興奮といったポジティブな感情を表す際にも用いられるなど、非常に多用途な言葉です。

SNSでの使用例としては、「バイトが忙しすぎてキャパい」「推しのサプライズ登場で、もうキャパい!」などが挙げられます。

また、ギャルの間で特に多用され、感情をストレートに表現しつつ、共感を誘う効果があります。

「キャパい」という言葉が、今やポジティブな感情にも使われるというのは興味深いですね。言葉は時代とともに変化し、新たな文化を創り出すものだと改めて感じます。

次のページを読む ⇒

2022年ギャル流行語大賞1位!「キャパい」の意味、使い方、語源を解説。SNSで話題の若者言葉を徹底分析!