犬鳴峠の謎?心霊スポット『犬鳴峠』と都市伝説、映画『犬鳴村』を徹底解説!福岡県最恐の心霊スポット、旧犬鳴トンネルの真相に迫る
福岡県の心霊スポット、犬鳴峠。手掘りの旧犬鳴トンネルは、犬の鳴き声や女性の幽霊、手形など数々の噂が絶えない。1988年の焼殺事件をきっかけに都市伝説「犬鳴村」も生まれ、恐怖を煽る。立ち入り禁止となった旧道と、映画化で再燃した話題。実際の歴史と噂を理解し、その不気味な空気を写真で体験しよう。安全を第一に、犬鳴峠の深淵を覗いてみて。
💡 福岡県にある心霊スポット、旧犬鳴トンネルは、数々の都市伝説と事件で知られる。
💡 1988年の焼殺事件など、実際に起きた事件が恐怖を増幅させている。
💡 映画『犬鳴村』は、この場所を舞台に、更なる恐怖を描いている。
それでは、まず犬鳴峠とはどのような場所なのか、概要から見ていきましょう。
犬鳴峠:恐怖の伝説と現実
犬鳴峠の怖い噂、ホント?
心霊スポットとして有名
まずは、旧犬鳴トンネルの概要から解説します。

✅ 旧犬鳴トンネルは、福岡県にある日本屈指の心霊スポットで、「犬鳴村」伝説が語り継がれている。伝説では、トンネルの先には政府の支配が及ばない集落があり、そこには様々な罠や斧を持った人たちがいるとされている。
✅ 映画「犬鳴村」は、この旧犬鳴トンネルを舞台に、霊感が強い奏が犬鳴村の謎に迫る物語。実際の旧犬鳴トンネルは、映画に登場する電話ボックスや犬鳴ダムなど、様々なスポットが存在し、実際にトンネル内部にはゴミが散乱している。
✅ 旧犬鳴トンネル周辺は、電波が遮断され、折れ曲がったガードレールや廃家電が放置されているなど、不穏な雰囲気が漂う。昼間でも薄暗く静寂に包まれ、夜は特に恐怖を感じやすい。心霊スポットとして有名だが、危険な場所であるため、安全面を考慮する必要がある。
さらに読む ⇒ ムービーウォーカープレス 映画出典/画像元: https://press.moviewalker.jp/news/article/221505/旧犬鳴トンネルは、確かに不気味な雰囲気ですね。
昼間でも薄暗く、静寂に包まれているというのは、想像するだけでもゾッとします。
心霊スポットとして有名ですが、安全には十分に注意が必要ですね。
福岡県にある犬鳴峠は、心霊スポットとして有名です。
特に、旧犬鳴トンネルは、手掘りのトンネルで、心霊スポットらしい雰囲気を醸し出しています。
犬鳴峠の名前の由来には、犬が山を越えられず泣いたことから「犬鳴峠」と呼ばれるようになった説や、稲置場の名称が変化したという説などがあります。
犬鳴峠では、女性の幽霊の目撃情報や、トンネルを通ると車に手形が付くという噂、犬の鳴き声が聞こえるなどの心霊現象が報告されています。
また、犬鳴村伝説という、村人が全員姿を消したという都市伝説も有名です。
犬鳴峠は、その不気味な雰囲気や数々の心霊現象から、多くの人の恐怖心を掻き立てる場所として知られています。
犬鳴峠は、かつて福岡市と直方市を結ぶ交通の要所でしたが、現在は新犬鳴トンネルが開通しており、旧道は立ち入り禁止となっています。
犬鳴峠は心霊スポットとして有名ですが、地元の人にとっては生活道路として頻繁に使われています。
なるほど、旧犬鳴トンネルは、単なる心霊スポット以上の何かがある気がしますね。手堀りのトンネルというのも、余計に不気味さを増しています。犬の鳴き声や女性の幽霊など、具体的な噂があるのも興味深いです。
犬鳴峠焼殺事件:恐怖の始まり
犬鳴峠が心霊スポットになった理由は?
監禁殺人事件
次に、犬鳴峠の恐怖を決定づけた事件について見ていきましょう。

✅ 犬鳴村伝説は、かつて犬鳴川上流にあった集落が犬鳴ダム建設により水没したことから始まりました。住民が移転し、旧トンネルが廃道となったことで心霊スポットとして扱われるようになりました。
✅ 1979年の力丸ダムでの事件や、1988年の不良少年によるリンチ殺人事件が伝説に影響を与え、トンネルが心霊スポットとしての恐怖感を増しました。
✅ 肝試しに来た若者たちの交通事故や、事件に関連した車がトンネルに出没するという噂が広がり、現実的な恐怖と心霊的な恐怖が結びつき、犬鳴トンネルは「日本最恐の心霊スポット」と呼ばれるようになったのです。
さらに読む ⇒現代ビジネス講談社出典/画像元: https://gendai.media/articles/-/70106?page=21988年の焼殺事件は、凄惨な事件だったんですね。
加害者の犯行も許しがたいですが、犬鳴峠の恐怖を象徴する出来事として、伝説に影響を与えたというのは、なんとも言えない気持ちになります。
ネットの普及で、様々な都市伝説が生まれたのも、ある意味必然だったのかもしれません。
犬鳴峠が心霊スポットとして有名になったのは、1988年12月に監禁殺人、焼殺事件が発生したことがきっかけだと考えられています。
この事件は、未成年グループが20歳の男性を誘拐し、リンチの後、ガソリンをかけて焼殺するという残忍な行為が行われました。
被害者は、車を提供することを拒否したため殺害されたとされ、加害者は無期懲役の判決を受けました。
この事件は「犬鳴峠焼殺事件」と呼ばれ、犬鳴峠の恐怖を象徴する出来事となりました。
ネットの普及とともに伝説が生まれ、現在では「犬鳴村」と呼ばれるようになりました。
犬鳴村の伝説には、白のセダンは迂回してくださいという看板がある、日本の行政記録から抹消されているなど様々なものがありますが、実際には根拠が薄いものが多いです。
焼殺事件の詳細を聞くと、本当に恐ろしいですね。人間の業というものを感じます。ネットでの都市伝説の広がり方も、事件の悲惨さを増幅させている気がします。犬鳴村の伝説は、人間の恐怖心が生み出したものなのかもしれませんね。
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恐怖と謎が交錯する犬鳴トンネル。血の手形、幽霊…数々の都市伝説が語られる心霊スポット。立ち入り禁止の先に何があるのか?その目で確かめて。