トカラ列島地震や南海トラフ地震と予言、SNSの噂は本当?地震、予言、SNSの噂。迫りくる不安と真実
トカラ列島地震と「7月5日説」がSNSで話題に。専門家は群発地震と説明するも、根拠なき噂は不安を煽る。南海トラフ地震の確率と、予言への信憑性、社会不安の関係性を考察。東日本大震災を的中させたという漫画『私が見た未来』が、新たな津波予言でベストセラーに。航空便減便など、予言が現実社会に与える影響とは?
💡 トカラ列島近海で地震が頻発。南海トラフ地震との関連性は低い。
💡 南海トラフ地震の発生確率は80%程度。常に警戒が必要。
💡 漫画家の予言、SNSでの噂が社会に影響。風評被害も。
さて、今回はトカラ列島の地震と南海トラフ地震の最新情報、そしてSNSで話題の予言について見ていきましょう。
トカラ列島の地震とSNS上の噂
トカラ列島地震、真相は?専門家は何を語った?
群発地震、科学的根拠ない噂を否定。
トカラ列島近海で地震が頻発し、SNS上では様々な噂が飛び交いました。
専門家の見解と、噂の真相に迫ります。
✅ トカラ列島近海で発生している地震は、マグマの活動が関係していると考えられる群発地震であり、南海トラフ地震とはメカニズムが異なるため、直接的な関係はない。
✅ トカラ列島は火山島であり、地震は震源が浅く短期間で頻発するのが特徴。マグニチュード7に近い地震が発生した場合は津波の可能性も否定できない。
✅ 過去には伊豆諸島での群発地震後に火山噴火が起きた例もあり、トカラ列島でも火山の噴火の可能性はゼロではない。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/665f048682b7ce0321c12cccf7d52f5379f60c21トカラ列島の地震は群発地震で、南海トラフ地震とは異なるメカニズムであることがわかりました。
SNSでの噂が一人歩きしないよう、正しい知識を持つことが大切ですね。
2023年7月5日、トカラ列島で地震が頻発し、その日付に注目が集まりました。
SNSでは「7月5日説」が話題となり、人々の不安を煽りました。
専門家の西村卓也教授は、これらの地震は群発地震型であり、マグマの移動などが原因であると説明し、他の地震への影響は限定的であると示唆しました。
一方で、SNS上で広まる「トカラの法則」や「7月5日説」といった、科学的根拠のない噂に対しては、明確に否定しました。
なるほど、トカラ列島の地震と南海トラフって別物なんですね!SNSの情報って、不安を煽るようなものが多いから怖いですよね。
南海トラフ地震の発生確率と予測
南海トラフ地震、30年以内の発生確率ってどのくらい?
約80%!周期的現象として捉えられています。
政府は南海トラフ巨大地震の発生確率について、最新の情報を発表しました。
その内容と、私たちが取るべき対策について解説します。
✅ 政府の地震調査委員会は、南海トラフ巨大地震の30年以内の発生確率をこれまでの「70~80%」から「80%程度」に引き上げ、「いつ起きてもおかしくない数字」と注意喚起した。
✅ 発生確率は、過去の大規模地震の発生間隔などから計算されており、時間の経過とともに上昇する傾向がある。今回は、日向灘の地震は影響せず、再計算の結果「75~82%」となったため「80%程度」と表現された。
✅ 日本海溝沿いや千島海溝沿いの地震の発生確率も引き上げられた。また、気象庁は日向灘の地震を受け南海トラフ地震臨時情報を発表したが、規模が基準を下回ったため調査を終了した。
さらに読む ⇒Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」出典/画像元: https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20250117_n01/南海トラフ地震の発生確率は80%ですか… いつ起きてもおかしくない状況というのは、改めて気を引き締める必要を感じます。
日々の備えが大切ですね。
南海トラフ地震に関しては、30年以内に80%程度の発生確率とされています。
この数値は、プレートの運動に基づく「周期的」な現象と、過去の地震規模などを考慮した「時間予測モデル」を組み合わせることで算出されています。
南海トラフ地震の発生確率は、時間的なランダム性ではなく、周期的現象として捉えられていることが重要です。
80%という数字は、やはり気が重くなりますね。過去の地震データから算出されているとのことですが、科学的な根拠に基づいているからこそ、真剣に受け止めなければなりません。
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