『現場猫』ブームの裏側:著作権、二次利用、そしてネットミームの現在地?建設現場の安全と笑いを届ける『現場猫』の軌跡
「ヨシ!」でお馴染み!現場猫、その誕生から大ブーム、そしてグッズ展開までを徹底解説。イラストレーターくまみね氏が生み出した愛されキャラは、建設業あるあるネタで共感を呼び、二次創作も活発。著作権や商用利用、グッズ販売に関する注意点も網羅。名古屋・福岡ロフトでのイベント情報も必見! 現場猫の世界を、隅々までお楽しみください。
💡 『現場猫』は、建設現場をモチーフにしたイラストで、安全確認のポーズとあるあるネタで人気を博しています。
💡 著作権問題や二次利用に関する様々な議論があり、作者の寛容な姿勢とフリー素材としての利用が混在しています。
💡 Twitterを中心としたSNSでの二次利用が活発で、パロディやアレンジ作品が多数投稿されています。
さて、本日は大人気のネットミーム『現場猫』について、その誕生から現在に至るまでの軌跡を紐解いていきます。
誕生と広がり:『現場猫』の軌跡
現場猫ブームの火付け役は何?どんな姿が特徴?
顔と体のコラージュと「ヨシ!」ポーズ。
まずは『現場猫』の誕生秘話から見ていきましょう。
イラストレーターくまみね氏が描いた『電話猫』を基にしたコラ画像が始まりです。
✅ 著作者のくまみね氏は、自身の描いた電話猫がコラされた「現場猫」を模倣した「仕事猫」を描いている。
✅ 「現場猫」のポーズはくまみね氏が考案したものではなく、許可は不要である。
✅ 「仕事猫」は、現場猫という名前を使わず、白ヘルや黄色ヘルなど、状況に合わせて使い分けている。
さらに読む ⇒くまみね工房出典/画像元: https://kumamine.blogspot.com/2019/12/blog-post_25.htmlくまみね氏の描いた電話猫がコラされたことから始まった「現場猫」。
その姿は瞬く間に広まり、様々なグッズや二次創作へと発展しました。
始まりは、イラストレーターくまみね氏が描いた『電話猫』の顔部分とフリー素材の身体を組み合わせたコラ画像でした。
これが匿名掲示板で広まり、その後、様々なコラージュ作品やグッズ展開へと発展しました。
この『現場猫』がネット上で流行し、その姿は「ヨシ!」と指差確認する姿が特徴です。
くまみね氏の作品は、建設業に関するあるあるネタなど、多くの人々に共感を呼び、二次創作やグッズ化へと繋がりました。
なるほど、あの『ヨシ!』ポーズは、くまみねさんの発案ではないんですね。ネットミームの広がり方って、本当に面白いですね!
著作権と利用:作者の寛容とフリー素材
くまみねキャラの二次創作、収益化OK?
個人利用&収益化動画は許可!
次に、著作権と利用について見ていきましょう。
作者であるくまみね氏は、二次利用に対して寛容な姿勢を示しています。
✅ イラストレーター・くまみね氏のキャラクター「仕事猫」のミニキーチェーンフィギュアが、トイズキャビンからカプセルトイとして2021年3月に発売されます。
✅ 全5種類で、全てくまみね氏の描きおろしイラストを立体化しており、鞄などに付けられるミニサイズです。
✅ 付属のセリフプレートには異なる絵柄や文字が印刷されており、1回300円で販売されます。
さらに読む ⇒ファミ通.com / ゲーム・エンタメ最新情報出典/画像元: https://www.famitsu.com/news/202012/01210378.html作者の寛容な姿勢は素晴らしいですね。
二次創作を積極的に許可し、収益化も認めているのは、クリエイターにとって大きな励みになりますね。
くまみね氏は、自身のキャラクターの二次的著作物利用に関して、寛容な姿勢を示しています。
個人または趣味のサークルによる制作物であれば、著作権を行使せず、収益化された動画も許可しています。
ただし、作品の説明文や動画内でのくまみねの名前とキャラクター名の明記が推奨されます。
ただし、公認・公式といった誤解を招く表現は避ける必要があります。
また、企業・法人が社内で動画を利用する場合は自由ですが、広告宣伝等に利用する場合は描き下ろしが必要となるため、別途相談が必要です。
くまみねグッズは商用・法人問わず原則利用自由ですが、ポスターや冊子の複製を可能にする撮影は禁止されています。
これは素晴らしいですね。作者が寛容な姿勢を示すことで、ファンは安心して作品を楽しめますし、文化も育まれますね。
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